筋トレをしていると、なぜか気持ちが悪くなることってありますよね?
それにはちゃんとした理由があるんです。
体が出しているサインを見逃さないでください。
この記事では、筋トレ中に気持ちが悪くなる原因と、それを防ぐための具体的な対策を紹介しています。
もう筋トレで気持ち悪くなって、せっかくのトレーニングを中断することはありませんよ。
読んで、健康的に筋肉を鍛え上げるコツをつかんでくださいね。
筋トレで気持ち悪くなる主な原因
酸欠状態とその影響
まず、酸欠は筋トレ中に起こりがちなんです。
筋肉を動かすと、いつもよりたくさんの酸素が必要になるんですけど、それが追いつかなくなることがあります。
この状態が酸欠です。
酸欠になると、体は乳酸をたくさん作り出し、その乳酸が血液に混ざることで、気持ち悪さを感じる原因になるんですね。
でも、どうして酸欠が起こるのかというと、筋トレが激しすぎたり、呼吸が浅かったりするからなんです。
特に、ハードな筋トレをするときは、深い呼吸を心がけて、しっかりと酸素を取り入れるようにしましょう。
さらに、この気持ち悪さは、単に体が酸素を欲しているサインかもしれません。
ちょっと休憩して、深呼吸をしてみるといいですよ。
そうすることで、体に酸素を送り込み、気持ち悪さが和らぐことがあります。
この酸欠状態、長期間にわたって続くと、体には良くない影響を与えることがあるので、無理は禁物です。
トレーニングの強度を少し下げるか、休憩を挟むなどして、自分の体としっかり向き合ってくださいね。
オーバーワークの誤解と実態
次に、よくあるのが「オーバーワーク」。
オーバーワークって聞くと、ただ筋肉が疲れている状態と思うかもしれませんが、実はそれ以上のことなんです。
トレーニングのしすぎは、筋肉だけじゃなく、神経系や免疫系にも影響を及ぼします。
つまり、ただの疲れとは違って、体全体が疲労困憊状態になるんですね。
オーバーワークを防ぐためには、トレーニング計画をしっかり立てることが大事です。
毎日ハードにトレーニングするより、適度に休息を取り入れることが、長期的な成果につながります。
また、トレーニングの質にも注目しましょう。質の高いトレーニングを短時間(約1時間前後)で行う方が、長時間無駄に汗を流すよりもずっと効果的です。
オーバーワークは、体からの「もう限界!」のサインでもあるんです。
トレーニング後の過度な疲労感や、いつも以上に回復に時間がかかる場合は、オーバーワークの可能性を疑って、トレーニングの量や強度を見直しましょう。
トレーニングは、自分の体との対話でもあるんですよ。
無理をせず、体の声に耳を傾けることが大切です。
体が求める休息をしっかりと取ることで、次のトレーニングに向けてしっかりとエネルギーを蓄えましょう。
運動後低血圧の仕組み
そして、「運動後低血圧」についても触れておきましょう。
激しいトレーニングの後に血圧が下がることがあって、これが気持ち悪さを引き起こすんです。
特に、立ち上がった時にふらっとする感じ、経験ありませんか?
運動後低血圧は、血管が拡張して血液の循環が良くなる一方で、心臓が十分な血液を送り出せていない状態を指します。
特に、トレーニング直後は、体がまだ高いパフォーマンスを維持しようとしているため、この現象が起こりやすいんですね。
運動後低血圧には、水分補給も有効です。
今から水分補給について説明しますね!
水分補給の不足
トレーニング中の水分補給の不足も、気持ち悪さを感じる大きな原因の一つです。
体内の水分が不足すると、血液が濃くなり、心臓への負担が増大します。
これが頭痛や吐き気、さらにはパフォーマンスの低下を引き起こすんですね。
水分補給はトレーニングの効果を最大化するためにも非常に重要です。
運動前はもちろん、運動中も定期的に水分を取ることで、体の温度調節を助けてくれます。
トレーニングの効果を最大限に引き出すためにも、水分補給を忘れずに行いましょう。
栄養摂取のタイミングと質
トレーニング前後の栄養摂取も、気持ち悪さを感じる原因となります。
トレーニング前の食事は、エネルギー源となる炭水化物を中心に、適量のタンパク質を含めると良いでしょう。
ただし、トレーニング直前の食事は消化に時間がかかるため、吐き気の原因になることもあります。
トレーニングの1〜2時間前に軽い食事を取るのが一般的です。
トレーニング後は、消耗したエネルギーを補給し、筋肉の修復を助けるために、タンパク質と炭水化物を含む食事を摂取することが推奨されます。
特に、タンパク質は筋肉の回復に不可欠な栄養素なので、トレーニング後30分以内に摂取することが理想的です。
対処法と予防策
オーバーワークを避ける
オーバーワークを避けるためには、自分に合ったトレーニングプランを立てることが重要です。
無理なトレーニング内容を組むのではなく、適度な休息を設け、体の回復を待つことが、長期的な成果につながります。
トレーニングプランを立てる際には、自分の体力や健康状態、トレーニングの目的を考慮に入れましょう。
毎日ハードなトレーニングをする必要はありません。
週に数日は軽いトレーニングや、体を休める日を設けることで、オーバーワークを防ぐことができます。
また、トレーニングの種類をローテーションすることも大切です。
同じ部位ばかり鍛えるのではなく、全身のバランスを考えたプランを立てることで、体への負担を分散させることができます。
これにより、特定の筋肉に過剰なストレスがかかることを防ぎ、効率的に体を鍛えることが可能になります。
トレーニングプランには、明確な目標を設定し、それに向けて段階的に進めることが重要です。
自分の進捗を記録し、適宜プランを調整することで、健康的に体を鍛えることができます。
水分と電解質のバランスを保つ方法
トレーニング中の水分補給は、ただ水を飲むだけではなく、電解質のバランスも重要です。
水分と電解質のバランスを適切に保つことで、体の機能を正常に維持し、トレーニングの効果を高めることができます。
運動中には汗とともに電解質も失われるため、スポーツドリンクなど電解質を含む飲料の摂取がおすすめです。
しかし、市販のスポーツドリンクには糖分が多く含まれているものもあるので、自分のトレーニング内容や体調に合わせて選ぶことが大切です。
水分補給は、体の機能を維持するために欠かせません。
特にトレーニング中は、体からの水分の喪失が激しいので、こまめに水分補給をすることが重要です。
適切な水分と電解質の補給は、トレーニングのパフォーマンスを向上させるだけでなく、トレーニング後のリカバリーにも役立ちます。
トレーニング前後の最適な食事
トレーニング前後の食事は、トレーニングの効果を最大限に引き出すために非常に重要です。
適切なタイミングで栄養バランスの良い食事を取ることで、エネルギーの供給を確保し、筋肉の修復と成長を促進することができます。
トレーニング前の食事は、消化しやすく、エネルギーに変わりやすい食材を選ぶことが大切です。
炭水化物を中心とした食事は、トレーニング中の持続的なエネルギー源となります。
ただし、トレーニング直前の過度な食事は避け、トレーニングの1〜2時間前に軽食をとるのが理想的です。
じゃないと、吐いちゃいます(笑)
これにより、トレーニング中に消化不良や胃の不快感を避けることができます。
トレーニング後の食事では、タンパク質を豊富に含む食品を摂ることが重要です。
筋肉の修復と成長にはタンパク質が必要であり、適切な量を摂取することでリカバリーを加速させることができます。
また、トレーニングで消耗したエネルギーを補充するために、炭水化物も合わせて摂ると良いでしょう。
食事のタイミングも重要で、特にトレーニング後は30分以内に栄養補給をする「ゴールデンタイム」があります。
この時間内に食事をすることで、筋肉の修復効率が向上し、次のトレーニングに向けて体を整えることができます。
※このゴールデンタイムも無い説もありますけどね(笑)
まとめ
筋トレをしているときに気持ちが悪くなるのは、誰にでも起こりうることです。
大切なのは、その原因を理解し、適切な対策を講じること。
今回の記事では、酸欠状態、オーバーワーク、運動後低血圧、水分補給の不足、そして栄養摂取のタイミングと質という5つの主な原因に焦点を当て、それぞれの対処法を紹介しました。
- 酸欠状態:深呼吸を意識して、十分な酸素を取り込む
- オーバーワーク:無理をせず、休息を取り入れる
- 運動後低血圧:クールダウンをしっかり行う
- 水分補給の不足:トレーニング前後に水分をしっかり取る
- 栄養摂取のタイミングと質:適切なタイミングでバランスの良い食事を
これらのポイントを押さえることで、気持ち悪くなるリスクを減らし、より快適に筋トレを楽しむことができます。
これで吐き気から開放されて充実した筋トレライフが過ごせるといいですね。